都心近くの希少な土地がオアシスになった

大学時代は大学の寮に住み、就職後は会社の寮と、アパート、賃貸マンションを渡り歩いた私にとって、家を建てることは、とにもかくにも自分の地所で、地面の上で生活をすることでした。と同時に、家では寮やマンションではしたくても出来ない、木を育てることがしたかったのでした。庭に木のある生活、これが家を建てる最大の理由でした。

 


出典:https://orderhouse.biz/

 

しかし、問題はそれをかなえるだけの敷地面積が都内ではなかなか確保できないことです。実際私が手に入れたのはわずか、15坪程度の敷地でした。

 

 

 

それで当初からハウスメーカーには相談せず、知り合いの設計士さんに注文住宅の依頼を出しました。

 

 

 

すると設計士さんは、敷地面積に対する建築面積の割合を示す建蔽率ぎりぎりの住宅を提案してくれました。敷地が狭いので当然の提案であったと思うのですが、私は先に書きましたように、とにかく木のある生活がしたかったので、これだけは譲れず、法律的に許された建蔽率をあえて使い切らずに、庭をもっと広くとってくださいと頼みました。

 

 

 

結局、敷地面積の6割が庭になり、建坪はわずか6坪にも満たないスモールハウスを、残りの部分に建てることになりました。

 

 

 

普通、これだけ狭い敷地だと、住宅をまず目一杯大きく設計して、残りを庭にするのでしょうが、まさに逆転の発想で家を建てました。

 

 

 

南側に大きな開口を付けてもらったのは、敷地の南側を庭にしたからに他なりません。

 

 

 

そして、庭には長らく夢見ていた一本の樹を、実生(種子から育てる)しました。種子から育てても成長の早い樹で、5年で高さは4メートルほどになり、8年目を迎えた現在は7.5メートルほどにまで成長し、家の半分を覆っています。

 

 

 

わずか一本の樹が、まるで森のような様相を呈するまでになり、毎日様々種類の鳥が来ます。樹木によって外断熱効果を得た家は、夏でもエアコンが要りません。窓を開けて鳥の鳴き声を聞いていると、わが家はさながら別荘のようです。都心に近い15坪のオアシスです。

何でも最初が肝心、マイホームで思う事!

我が家は4年半ほど前に、建売住宅でマイホームを購入しました。販売の広告を見つけてから実際の契約まで、とても短い期間での決断でしたが、購入してよかったと思っています。探していた地域は土地の値段がとても高く、通常のように土地を購入して注文住宅で家を建てるにはかなりの予算が必要だったため、比較的低予算で物件を見つける事ができたのはとてもラッキーでした。

 

 

 

もともと社宅があった跡地に建てられているため、土地の開拓に予算がかからなかった事、内部のいろいろな設備を省いた事により、低価格で購入できたことはとても良かったのですが、小さいながらもついている庭の整備・表札の取り付けなどがなかなか出来ずに困っています。

 

 

 

低予算で家を建てることができたとは言っても、実際にかかった購入費用はそれなりの価格である為、毎月返済しているローン額もかなりの金額です。それと同時に成長してきた子供の教育資金など、日々かかる出費は半端でありません。

 

 

 

余裕ができたら庭の整備をしたい、表札を取り付けたい、出来れば車庫やベランダに屋根をつけたいと考えていましたが、時間がたてばたつほど余裕はなく、いまだに手を付けられない状態となっています。いづれ落ち着いたらやればいい、余裕ができたらやればいいと考えていると、一向に進みそうもありません。自分たちでホームセンターなどを利用して比較的安く行う事も出来ますが、今は正直それさえも余裕がないといった状態です。

 

 

 

やはり少し無理をしてでも、最低限のことは最初にやっておくべきだったと思っています。最初の段階でこれらが組み込まれていたら、当然予算はさらに高くはなりますが、ローンの数字として組み入れる事ができ、後は計画的に返済するのみになります。しかし後からやろうとすると、なかなか計画が立てにくく、時間的にも日ばかりが過ぎていきます。

 

 

 

しかもこれから先はますます子供にお金がかかるようになるため、いつになったらやれるのだろうと途方に暮れてしまいます。各部屋のエアコンなどの取り付けもそうですが、やはりどんなに大変でも、必要となる部分は最初にすべてやっておくべきだと思いました。

 

 

 

これからマイホームを購入する方の参考になればいいなと思っています。